子育てサロン「ねっこぼっこのいえ」のボランティア活動に参加しました。
どんな活動をしているの?
札幌市地域子育て支援拠点に指定されている「ねっこぼっこのいえ」は、赤ちゃんからお年寄りまでが集える多世代交流ひろば。地域の幼稚園と教会に会場を提供してもらい、月曜・水曜・金曜の週3回、日常的に運営を支える「ひろばスタッフ」と共に、「ひろばボランティア」と呼ばれるボランティアが中心となって、子どもたちのための居場所づくりを行っています。金曜の16時からは、ボードゲームの時間。ねっこぼっこのいえ2階に、4歳以上の子どもたちが集まります。一緒に遊び、見守る「ひろばボランティア」の活動を、札幌市在住の松原さんが体験しました。
こんなプチ体験をしました!
自然と仲良くなってしまいます
「知らない人が突然やって来て、子どもたちが緊張するのでは」と、ドキドキしながら待っていた松原さんのところに、子どもたちがやってきました。室内には、国内外の珍しいボードゲームがいっぱい。みんな慣れた様子で「今日はこれをやろう!」と取り出して、すぐに遊び始めます。子どもたちにルールを教わって、松原さんも参加。一緒に遊んでいるうちに、すぐに和気あいあいとした雰囲気になりました。
みんなで育ち合うひろばです
小学生の子どもたちに混じって、放課後に急いで駆けつける中学生も何人かいます。中には、いつも子どもたちの面倒を見てくれ、ボードゲームの時間をサポートしてくれる、頼もしい中学生「ゲームマスターボランティア」の存在もあります。ここではゲームを通していろいろな年代の子どもたちが仲良くなることができます。ゲームの時間が終わって松原さんが後片付けをしていると、低学年の子どもたちもしっかり一緒になって片付けをしていました。
見守りと気づきをみんなのものに
片付けと掃除が終わった後は、ひろばボランティアのメンバーみんなで、今日の活動を振り返るミーティングを行います。松原さんも「ボランティアって少し難しそうな感じでしたが、そんなことは全くなく、子どもたちの笑顔に癒されました」と報告し、拍手をもらいました。「同世代が集まる場所よりも、子どもたちの集まる場所がいいわ」と来てくれるシニアの方、自分のお子さんと一緒にみんなを見守ってくれる主婦の方、就学前や小学校時代に参加して成長してからも時々来てくれる中高生や大学生、社会人の方など、ねっこぼっこのいえを支える「ひろばボランティア」は年代もさまざま。みんなの気づきをひとつにして、地域ぐるみで子どもたちを育んでいます。
体験を終えて
もっと一緒に遊びたかったです。
兄弟姉妹のようにみんなで一緒に過ごせるのはいいですね。また来たいと思いますし、たくさんの人に知ってほしいし、参加してほしいと思いました。
ねっこぼっこのいえ (団体ページへ)
ひろばボランティア(活動日に子どもたちと遊んだり、おやつの準備、活動補助などを行うボランティア)、ゲームマスターボランティア(子どもたちにボードゲームの遊び方をアドバイスするボランティア)、ひろばスタッフ(日常的に運営を支えるスタッフ)で活動しています。
■ 住所 | 札幌市豊平区月寒東1条2丁目10-9 |
■ 電話 | 011-852-1100 |
※詳細はお問い合わせください |
◎お問い合わせ
info@nekkobokko.main.jp
札幌市常設子育てサロン
ねっこぼっこのいえは、[多世代型]の地域子育て支援拠点です。
2007年6月より活動を始め、2011年10月からは、札幌市の地域子育て支援拠点(通称:札幌市常設子育てサロン)に指定されました。(※)
「ねっこぼっこのいえ」のねっこは「根っこ」のこと、ぼっこは「子ども」の意味です。大地にしっかりと根をはった子どもになるようにそしてこの場所が、みんなが助け合い育ちあえる確かな心のよりどころとなってこの地に根付き、時間をかけて豊かな緑の枝葉をひろげてゆけたら… との想いが込められています。
※札幌市が指定した場所において週3回以上開催する子育てサロンのこと。
活動概要
- ねっこひろば
- どの広場も参加費無料、いつ来てもいつ帰ってもOKな、みんなの居場所です。
【あかちゃんひろば】月曜:10:00~15:00(0~2歳の子を持つ家庭のためのひろば)
【みんなのひろば】水曜:10:00~15:00/金曜:12:00~17:00
【学びのひろば】月1回くるみの会(障がい理解の会)を開催しています。
- どの広場も参加費無料、いつ来てもいつ帰ってもOKな、みんなの居場所です。
- 年間イベント
- 「ちょこっとコンサート」や「プチ蚤の市」、「焼き焼き会&パパひろば」、小学生を対象とした夏休みの「寺子屋ねっと」、地域が誇る語りの名手「亀川さんの素語り会」など、毎年さまざまなイベントを企画・実施しています。
※2017年3月24日現在の情報です。