更新日:令和05年10月7日
9/10 ミニ朗読会とミーテング
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Cullakaseṭṭhi-jātaka(4)チュッラカ豪商をとりあげました。
ある貧しい家の息子が、ある豪商 の予言のことばを信じ、種々の機知をはたらかせて、やがて豪商のしあがるという物語です。
この物語自体もわらしべ長者の物語のように興味深いですが、この物語の前段にあるお話が非常に面白いものです。
この豪商となったチュッランテーヴァーシカは、昔
①カッサパという正覚者の時代に出家して、賢い人であったが、ある一人の愚鈍な比丘を嘲笑し、その比丘がお経を習得することをやめさせてしまった。
② 国王であったとき、都城を廻っていた折、額から汗が出たので、清潔な布で額を拭った布が汚れてしまいまったときに「実に、作られたものは無常なのだ」という無常観を体得した。
という過去がありました。
彼は、チュッラパンタカという名前で釈尊の下で出家しました。日本では周利槃特として有名です。彼は、①の業から、非常に愚鈍でした。②の業からお釈迦様から神通力で作り出した清潔な布きれを渡され、『垢とり、垢とり』と言って擦り、特別な能力までも具わった大阿羅漢の境地に到達しました。
この物語の教訓は次の通りです。
⑴ 子供は、親に再び顔を合わせられないほどに逆らってはいけません。
⑵ 指導する方法さえ間違えなければ、誰もダメな人間になりません。
⑶ 仏教の前では、全ての人間は、本来幸福に満たされている、能力に溢れています。
⑷ 自分に適した教示が経典の中には必ずあります。
使用したテキストは以下のとおりです。アドレスをコピーして開いてください。
https://drive.google.com/file/d/11bqoJJo94_JwQFaGGOTuMA6sPwJD-sFU/view?usp=sharing
ある貧しい家の息子が、ある豪商 の予言のことばを信じ、種々の機知をはたらかせて、やがて豪商のしあがるという物語です。
この物語自体もわらしべ長者の物語のように興味深いですが、この物語の前段にあるお話が非常に面白いものです。
この豪商となったチュッランテーヴァーシカは、昔
①カッサパという正覚者の時代に出家して、賢い人であったが、ある一人の愚鈍な比丘を嘲笑し、その比丘がお経を習得することをやめさせてしまった。
② 国王であったとき、都城を廻っていた折、額から汗が出たので、清潔な布で額を拭った布が汚れてしまいまったときに「実に、作られたものは無常なのだ」という無常観を体得した。
という過去がありました。
彼は、チュッラパンタカという名前で釈尊の下で出家しました。日本では周利槃特として有名です。彼は、①の業から、非常に愚鈍でした。②の業からお釈迦様から神通力で作り出した清潔な布きれを渡され、『垢とり、垢とり』と言って擦り、特別な能力までも具わった大阿羅漢の境地に到達しました。
この物語の教訓は次の通りです。
⑴ 子供は、親に再び顔を合わせられないほどに逆らってはいけません。
⑵ 指導する方法さえ間違えなければ、誰もダメな人間になりません。
⑶ 仏教の前では、全ての人間は、本来幸福に満たされている、能力に溢れています。
⑷ 自分に適した教示が経典の中には必ずあります。
使用したテキストは以下のとおりです。アドレスをコピーして開いてください。
https://drive.google.com/file/d/11bqoJJo94_JwQFaGGOTuMA6sPwJD-sFU/view?usp=sharing
活動報告概要
開催日時 | 令和05年9月10日(日) 10:00~12:00 |
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エルプラザ |
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