2017年度の学生部代表がモエレ沼芸術花火の魅力に迫ります!
モエレ沼芸術花火2017
学生部代表の本間さん、原さん
モエレ沼芸術花火って?
写真右)「世界一たのしいゴミ拾い」には、ゴミを拾いながら謎を解いてモエレ沼公園に眠る宝をゲットする“宝ゴミ探しコース”など、全部で5つのコースがあります。
2017年度で開催6回目を迎えるモエレ沼芸術花火は、世界各地に彫刻を作り続けたイサム・ノグチ氏が晩年札幌に「大地の彫刻」として残したモエレ沼公園が舞台。日本を代表する花火師による芸術的な花火演出が見どころで、2016年度には動員数が2万人を超えた、札幌が世界に誇る花火大会です。
花火大会の翌日には、子どもからお年寄りまで楽しめるゴミ拾いイベント「世界一たのしいゴミ拾い」も開催されます。縁起物とされる「花火ガラ(花火玉の爆発で発生するかけら)」をみんなで楽しく拾い、モエレ沼公園をイベント前よりきれいにしたいというアイデアから始まりました。2016年度は学生ボランティアを含む、1000名を超える方に参加いただくことができました。
そして、モエレ沼公園で生まれたこの新しい芸術文化を世界に発信していくために、私たち学生部も大切な役割を任されているんです。
モエレ沼芸術花火学生部はこんな活動をしています!
写真右)お客さまと一番近い距離で接するのが当日のボランティアさん。心のこもった応対でお客さまを迎えます。
今年度のモエレ沼芸術花火を成功させるため、その活動内容をモエレ沼芸術花火2016学生部の代表・水上さんに聞きました。
―学生部の主な活動は?
花火大会当日の運営をするボランティア部隊「おもてなし委員会」の一員としてお客さまの応対や会場設営をする他、一緒に活動をしてくれる学生ボランティアの募集・管理をします。学生ボランティアの募集は、公式ホームページでの告知やtwitter・FacebookなどSNSでの拡散、各大学のボランティアサークルへの呼びかけをメインに行っています。「おもてなし委員会」には学生以外に有志市民も参加していて、市民の力で作るまちのお祭りを目指して活動しています。
また、当日の運営をスムーズにするために、事前にモエレ沼公園を視察する現地オリエンテーションもします。
―当日はどんなことをするんですか?
花火大会当日は学生部のメンバーが各ポジションのリーダーとして、学生ボランティアさんをまとめます。ボランティアさんからお客さまに感謝の言葉をもらったという話を聞くと、私たち学生部のメンバーもやりがいを感じます。
―他にはどんな活動がありますか?
花火大会翌日に開催される「世界一たのしいゴミ拾い」にも企画段階から関わっています。5つのコースのうちの1つを任されていて、ゴミ拾いに参加していただくボランティアさんをまとめたり、サポートをするのが学生部の役割です。
2017年度の花火大会に向けて
さらに、学生部ならではの目標と、私たち次の世代へのメッセージを水上さんに聞きました。
―どんな目標を持って活動をしていますか?
モエレ沼芸術花火に関わるスタッフ全員の一番の目標は花火大会の成功です。その次に学生部の目標として、参加するボランティアさんに一定の満足感を得てもらうことがあります。来場されるお客さまの応対をするボランティアさんに満足感を感じてもらわないと、お客さまにも満足感を提供できないと思うからです。
まだまだ経験不足ですが、モエレ沼芸術花火がこれから5年10年と続いていくためには、こういった基礎作りをしっかり行っていきたいです。
―最後に、私たち次の世代へメッセージをお願いします。
参加するメンバーには、どうして学生である今こういう活動をしているのかを考えたときに、活動が楽しいか楽しくないかだけでなく、自分自身の成長につながるからやっているんだいうことを感じてもらえるとうれしいです。
市民の力を結集させて作り上げる「市民力」が魅力のモエレ沼芸術花火。今年も開催予定です。さらなる進化とともに、私たちも成長していきたいと思います。今年は、学生部の活動する姿にも注目してみてください!
[写真提供:モエレ沼芸術花火]
モエレ沼芸術花火学生部 (団体ページへ)
■ 住所 | 札幌市中央区南1条西7丁目 パークアベニュービル3階173 |
■ 電話 | 011-375-7271(モエレ沼芸術花火実行委員会) |
@moere_gakusei |
活動概要
- 学生ボランティアコーディネート
- モエレ沼芸術花火の広報活動
- 前日の会場下見の運営
- 当日の学生ボランティアの管理および花火大会運営
※2017年1月13日現在の情報です。