『新聞読んで語ろう会』２月７日例会報告


エルプラザの２階会議コーナーにて７名参加（１８:３０～２１：００）

１．「笑ってはいけない」浜田の黒塗りメイクが物議（１月３日HUFFPOST 　NEWS）前々回からの持ち越し記事

年末の人気年越しお笑い番組で、ダウンタウンの浜田雅功が黒塗りメイク（ブラックフェイス）で登場したことに対しての、問題提起した記事。

日本の人権意識の低さ、無知さ加減が世界中でも有名になりつつあるという、不名誉な話。


２．本当の「人生１００年時代」（１月２１日北海道新聞・異聞風聞）前回からの持ち越し記事。

「いま１０歳の子どもの半数は１０７歳まで、３歳の半数は１０９歳まで生きると予想されている」という書き出しで、「人生１００年」というものを多角的に考察した記事。


３．天草四郎はいなかった　歴史の情報実態化は、今も進行している（１月１２日WEBRONZA）前回からの持ち越し記事

「どうやら天草四郎という人物はいなかったようだ」という事を解明しながら、存在しないモノが実世界で威力を発揮する『情報実態化』というものが、実は歴史の中で威力を示しているという内容の記事。

時代の在りように都合の良い歴史が選択される中、歴史の情報実態化も進行。無いモノもあったように、有ったモノも無かったように歴史を解釈、自分たちの目指すものを正当化する材料とする様子は、確かに現在進行形。



４．名護市長選「市民の選択の結果」稲嶺さん、声絞り出す（２月５日琉球新報）
５．「辺野古反対」苦境に（２月６日朝日新聞）

以上２記事は先日行われた名護市長選に関する記事。

琉球新報の記事は、基地問題について一切言及しなかった新市長の「国にべったりとはいかない。一定の距離感を置いて基地問題と向き合う」という言葉と、世論調査で移設反対の民意は６６％あるという結果をもとに、移設反対の民意はまだまだ続くとある。

朝日の記事は、「移設容認の渡具知氏」が選出されたという決めつけや、オール沖縄は弱体化しているようなイメージなど、沖縄の民意が変わりつつあるかのような扱いの記事構成。

次回例会は、２月２１日（水）１８:３０～　約２時間の語り合い。
いつもと同じ、エルプラザの２階会議コーナーです。