活動報告詳細

更新日:令和06年7月1日

「でもでもだってちゃん」とのつきあい方


「相談する」という体裁で話し始めるけれど、「ああしたら」「こうしたら」というアドバイスに、ことごとく「でも」「でも」と何も聞き入れない、面倒くさい人っていますよね。相談と言うからには、「解決したい」という前提なんだと思うから、色々対処法を考えているのに、と腹が立ちます。
けれども、当事者研究の理念には、「こと(問題)」と「人」を分けるという理念があります。この理念に基づいて「こと(問題)」に注目して、「でもちゃん」「だってちゃん」「どうせちゃん」という三姉妹を作ってみました。この三D姉妹は、何か理由があってやって来るのではないか、という仮定のもと、研究しました。
1.「でもでもだってちゃん日記」をつける
2.三姉妹の口癖を書き出す
3.その口癖を言う時の感情を書き出す
4.その感情を受け止める
5.その感情を受け入れる(セルフハグ)
6.平安の祈り研究法で、「変えられないもの」は何か、「変えられるもの」は何かについて研究する 
という行程です。聞かされるとウンザリする3姉妹ですが、自分が見る分には誰にも迷惑はかからない。言葉にしないけれど、内心思っている「想い」には、「不安」「不満」「弱気」「諦め」等の感情がありました。そして、前に進めず二の足を踏んでいます。苦しいのは、理想の現実と現状とのギャップ。前に進むカギは、「行動」を変えるか、「考え方」を変えて、理想に近づくこと。行動を変えるにはエネルギーがいりますが、「現状のままでいい」と考え方を変えて、苦しい状況から脱出する方法もあります。同じ「でも」「だって」「どうせ」ですが、しっかり向き合って研究すれば「でも、やってみる」「私だってやる時はやるわよ」「どうせ一度の人生だから」と前向き三姉妹にも変身できるのです。
なんかタイトル
  • 活動報告の画像1
  • 活動報告の画像2
  • 活動報告の画像3

活動報告概要

開催日時 令和06年4月18日(木)~令和06年4月22日(月)  
場所
外部リンク

お問合せ

住所
TEL
FAX
E-mail
担当