活動報告詳細

更新日:令和06年3月14日

まっすぐ彦介現象の研究


Hくんは、会話に入るタイミングがわからず、話したいことがたくさんあるのに、聞いてもらえないことに腹を立てています。
今日も、初めて会ったメンバーにユーチューバーの名刺を渡そうとしたら、聞いてもらえなかったとのことです。
自分なりに考えた対処法は、「手を挙げてから話す」でしたが、話し合いの時はいいけれど、雑談の時には、「ちょっといいですか」といって、相手がOKを出したら話し始めるのがよいのでは、という意見が出ました。Hくんはあまり納得がいかない様子でしたが、さっそく当研中にやってみました。
ところで、私は、Hくんと二人にはどのような「ルール」があるのかについて考えてみました。
Hくんは、名刺を渡したいと思い話しかけましたが、「難しい」と言われたので、ユーチューバーについて説明をしようとしたら、なぜか断られたということです。
AさんとBさんは、話しを遮られたので、「やんわりと断った」にもかかわらず、なおもH君が話し続けるので、強制終了し、元の話題に戻ったということです。
Aさんは「断った」と言っていますが、Aさんの言葉の中には、どこにも「断る」とか、「おしまい」とか、NOに当たる言葉は見当たらないので、Hくんが「断られた」と理解するのは、難しかったのではと思います。どちらが正しい、間違っているではなく、お互いにとってわかりやすいサインやルールの確認をする実験が続けていけたらと思います。
スペースが余ったので、LIFEという番組のコントのキャラクターのまっすぐ彦介を勝手に引用してしまいました。実直な彦介の姿がHくんと重なったので。
Hくんには、他の場所でもぜひ実験してみて、その結果を教えてほしいです。それが、当研のメンバーの一番知りたい話題です。
なんかタイトル
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活動報告概要

開催日時 令和06年3月6日(水)  
場所

エルプラザ

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