活動報告詳細

更新日:令和05年2月12日

こんな当研は嫌だ


 先日、べてるの家の川村先生と向谷地さんのトークを聞きにいきました。今でこそ、グループホーム等で地域で過ごす障がい者の方達は、多く見かけるようになりましたが、初期の頃、閉鎖病棟にずっと入院して過ごしている患者さん達を、地域で生活するようにするために、病院、家族、地域の方達の理解を得るのは、大変だったと思います。様々な敵、様々な壁があったことと思いますが、そんなエピソードを、ワクワクと楽しそうに話しているお二人が印象的でした。「ワクワクしている人のところに、人は集まって来る」と感じました。
 前置きが長くなってしまいましたが、エルプラザ当事者研究は、ワクワクしているのか、ということについて、研究してみました。どんな研究の時は楽しく、どんな研究の時は楽しくないのか。この二つを見比べてみると、「苦労」をどんな切り口で聞いていくか、という「聞き手の姿勢」がカギのように思います。
 理念に「こと」と「人」をわけるという理念がありますが、一人のエピソードにスポットを当てる時、「こと」と「人」を分けるのが難しい時があるように感じます。
 「不安さん」という「こと」に着目し、どんな時に不安になるか、という研究をした時は、「自分と同じことで不安になる」という共感や、「そんなことにも不安を感じるのか」という発見や、誰かが言った不安に「あ、私もある」という気づきがあったりと、楽しい研究でした。会場に来れない仲間にもアンケートで回答してもらえてことも、広がりがあって気に入っています。
 ワクワクした楽しい研究ができるように、この研究は、今後も継続研究していきたいです。
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活動報告概要

開催日時 令和05年2月5日(日)  
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