活動報告詳細

更新日:平成29年8月15日

2017年8月9日例会報告 (2)

札幌市北区北8条西3丁目札幌エルプラザ内札幌市市民活動サポートセンターレターケース№200
TEL.090-7286-7804

<切り抜き抄録>つづき

<平和維持のメカニズムとは>
・この条約は9月から署名始まり、50カ国批准したら発効するがこれは時間の問題
・非人道的兵器の禁止条約を、軍事大国が入らなくても中堅諸国やNGO主導で成立できる
・ヤクザが参加してヤクザ禁止法を作れない、ヤクザ以外で禁止法を作るしかない
・特に日本の不参加は失望。 唯一の被爆国で被爆者と平和団体が廃絶に向け努力した
・この条約の課題は現実との大きなギャップ。段階・プロセスが必要:まず第1歩として、核兵器先制使用・威嚇禁止条約の制定。次に地球的非核地帯条約である。世界のどの国でも参加でき、その参加国の領土の全体を非核地帯とみなす。欧州の非核保有国、既存の非核兵器地帯条約の加盟国、カナダ、日本など加盟できる
・核戦争が起きれば核保有国同士のことだと明確にし、保有国国民からも声があがるようにする
・以上のプロセスをヒロシマ・ナガサキプロセスという。これからが日本の出番だ。

上記の資料に基づき語り合ったことは:

・核の傘って本当に役にたつのか?(国内に、軍事的に無防備な原発を何十基も抱えている以上、日本に対して核の傘という考え方は無意味だという意見もあった)
・核兵器は弾頭の数で数えているが、性能も性格も時代とともに変遷している、更新もされている
・廃棄された核兵器というのはどんな形?濃縮されて核爆弾となったものが、起爆装置が外された後、希釈して保管される。(もう一度核兵器にするには濃縮のプロセスが必要)
・北朝鮮は、米国と対等平等に平和条約交渉をするための手段(通常兵器を削減できるとも)と言っているが、その核兵器をどう見るか? 今の段階になると、それだけではない。果てしない軍拡志向に向かうのではないか?金正恩に核のスイッチを持たせて大丈夫なのか?
・出席者のひとりは10年以上前に、北朝鮮で国際会議に出た。その時雑談で「世界一危険な国は?」と質問した、東アジア東南アジアの人は皆「日本」と言っていた。
右傾化傾向の強い日本が近隣諸国に脅威を与えている。その事に日本人が気づいていない。

活動報告概要

開催日時 平成29年8月9日(水)  
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