HSPという言葉を知っていますか？ハイナリーセンシティヴパーソンといって、直訳すると超敏感な人という感じでしょうか。割合としては、５人に１人、15～20％の人がそういった傾向を持っているということです。
長沼睦雄著『敏感すぎる自分をすきになれる本』の中では
①刺激に敏感に反応する
②人の影響を受けやすい
③直観力があり、ひらめきが強い
④慎重で、自分のペースで行動することを好む
⑤内的生活を大事にする
といった特性が見られると書かれています。
エルプラ当事者研究会では、こういう状態を、人の感情をもらいやすく、時には具合が悪くなってしまう人として、「もらいゲロさん」と名付けてみました。
もらいゲロさんは、誰かが爆発したりして、皆が不安になってしまうと、自分だけではなく、その場で不安になった人の人数分、不安になってしまうのです。
図の円グラフは、ある日の爆発事件の皆のキャラを表したものですが、一般社会では５人に１人といわれているHSPが、全体の８割になるという、一般社会とは逆転現象を起こしています。
「別に皆に背負ってくれとお願いされたわけでもないのに、勝手に背負ってしまう」ともらいゲロさん。
対処法としては、落ち着いた人のそばにいること。
落ち着いた人の感情が移るそうです。