活動報告詳細

更新日:平成31年2月14日

被爆の対処法 エルプラ当事者研究会


 爆発の研究は、本家「べてる」を始め、たくさんの地域のクリニック等で「爆発ミーティング」が行われ、数々の研究報告がありますね。けれども、その爆発現場にいてダメージを受けている周囲の人々の研究発表は、あまりないのではないでしょうか?今回は、爆発現場にいた周囲の人達は、どのように感じ、どのように対処しているのかについて研究しました。
 不安や緊張から固まってしまうタイプ「緊張さん」「不安さん」「フリーズさん」「石仏さん」「ミイラさん」「チャックさん」「カメさん」「シャットダウンさん」、
怒りの感情や周囲の人達の感情をもらってしまい具合が悪くなってしまう「もらいゲロさん」、ダメージを受ける「ダメージさん」「即死さん」その場の状況を何とかしなければと責任を感じてしまう「重責さん」「火消さん」「ジャスティスさん」、恐怖から逃げ出してしまう「エスケープさん」、特に何も感じない「無表情さん」と、爆発を見ても反応は人それぞれ異なることがわかりました。その場だけのことではなくて、これまであった同じような出来事から来る恐怖や怒り、そこから身についた認知のパターン等も影響として加わっているようです。また、その場から離れると特に何も感じない人もいますが、人によってはダメージが長く続き、日常生活にも影響が出る程、尾を引きずる人もいるようです。中でも「火消さん」は、必死に消火活動を行うので、後遺症が残りやすいようです。ボヤ程度の炎上であれば消火器で消せますが、原爆並みの放射線がドッカンドッカン出るような炎上の時は、頑張って消そうとせずに、逃げるのが正解かと・・・。酸素がなくなるまで、火は燃え続けますからね。そして酸素がなくなりかけた頃にドアを開けると「バックドラフト」が起きますから。燃えやすい人は現場に「戻らない」「近寄らない」方が身のためです。爆発する人も、何か背景があって爆発するんでしょうけど、それに反応してしまうと、お互いを理解しようとする共感が生まれにくくなり、平行線をたどることになります。さらに、一度反応してしまうと、その人の弱さが流出してしまいます。相手を攻撃する「爆発返しさん」だったり、「オーバードーズさん」や「過食さん」、「カットちゃん」のように自分自身をいじめる行為に走る人もいます。距離感が大切ってことですかね。
 
 
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活動報告概要

開催日時 平成31年2月14日(木)  
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