更新日:平成31年2月20日
HRCG第11回研究セミナー
札幌市南区真駒内上町5丁目5番6号
TEL.080-5830-2016
津波堆積物調査による1640年駒ケ岳山体崩壊津波の復元と日高地域における海溝型地震津波の履歴
北海道太平洋沿岸は千島海溝の沈み込みによる地震の多発地帯であり,巨大地震の発生が心配されている.また,2018年12月にインドネシアを前触れなく襲った津波はクラカタウ火山の噴火が原因とされており,このような火山性の地震は江戸時代に北海道において立て続けに発生していることが古文書からわかっている.北海道東部では数百年おきに繰り返す津波の痕跡である「津波堆積物」が報告されており,将来の津波想定にも活かされている.しかし,襟裳岬を越えた西側の地質記録には17世紀と考えられる津波堆積物が発見されるのみで,その波源も明らかにされていない. 本講演では1640年駒ケ岳噴火による山体崩壊で発生した津波の復元と,日高南部で見出したサイクリックな津波堆積物の存在から太平洋沿岸西部に見られる17世紀津波堆積物の波源について考察する.
北海道太平洋沿岸は千島海溝の沈み込みによる地震の多発地帯であり,巨大地震の発生が心配されている.また,2018年12月にインドネシアを前触れなく襲った津波はクラカタウ火山の噴火が原因とされており,このような火山性の地震は江戸時代に北海道において立て続けに発生していることが古文書からわかっている.北海道東部では数百年おきに繰り返す津波の痕跡である「津波堆積物」が報告されており,将来の津波想定にも活かされている.しかし,襟裳岬を越えた西側の地質記録には17世紀と考えられる津波堆積物が発見されるのみで,その波源も明らかにされていない. 本講演では1640年駒ケ岳噴火による山体崩壊で発生した津波の復元と,日高南部で見出したサイクリックな津波堆積物の存在から太平洋沿岸西部に見られる17世紀津波堆積物の波源について考察する.
イベント概要
開催日時 | 平成31年3月8日(金) 14:30~16:00 |
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場所 |
かでる 2.7 北海道立道民活動センター310会議室(札幌市中央区北2条7丁目) |
交通手段 | 地下鉄南北線 さっぽろ |
定員 | 15 |
対象・条件 | 会員および一般 |
申込方法 | この研究セミナーは会員間の研究討論・研究交流を目的とするものですが, 会員外であっても関心をお持ちの方はどなたでも参加することができます(参加費不要). ただし, 会場の収容人数に限りがありますので, 事前に電子メールにてHRCGオフィス(office@hrcg.jp)までお問い合わせください. |
申込期間 | 平成31年2月20日 (水) ~ 平成31年3月5日 (火) |
外部リンク | http://www.hrcg.jp/ |
お問合せ
住所 | |
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TEL | 080-5830-2016 |
FAX | |
office@hrcg.jp | |
担当 | 北海道総合地質学研究センター |