活動報告詳細

更新日:令和06年4月16日

全国当事者研究会「誤作動アプリ」分科会


半年経ってしまいましたが、昨年の10月に浦河で行われた「全国当事者研究会」の分科会で行った、「誤作動アプリ」の報告をまとめました。
2グループに分かれて、誤作動アプリカードからトランプのように6枚選び、自分の苦労を発表をしました。ベてるのメンバーも全国から集まった参加者の方も、援助者も当事者も、同じカードで一緒に行いました。どうでしょう。6つのアプリを見て、どういう感じの人か、イメージができますか。不安が強い方、お疲れ気味の方、頑張り屋さんな方、それぞれお人柄が出ているかと思います。
皆さん初めてやったにもかかわらず、カードの説明をとても上手にしていました。
この30ケースの誤作動アプリから、何が多く選ばれたか、統計を取ってみました。
結果は、不安系74、コミュニティ系71、睡眠系11、シエンパミン11、爆発系9、その他4という結果でした。もともとの系列ごとのカードの絶対数も違うので、選ばれる確率が高いジャンルがあるのですが。
当事者研究の始まりは、浦河のべてるの家で、「爆発の苦労」の研究から始まったのですが、今回の分科会では、爆発系は思った程多くはなかったな、と思います。ニート系が意外と多く、ニートなのに、浦河までよくいらっしゃったな、とちょっと驚いています。シエンパミンは支援者の方用に不安、緊張、疲れ等を別枠で作っていたのですが、職業等とは関係なく、単純に不安、緊張という意味からこのカードを選んだ方もいるかと思います。「その他」は特に名称をつけず、フリーイラストなので、色々な意味で使ったと思います。
カードは330枚もあり、結構時間がかかってしまうので、この結果も参考に、人数やメンバーに合わせて短時間で体験できるように、人気のカードを集めた「ベストバージョン」のカードが作成できたらと思っています。


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活動報告概要

開催日時 令和05年10月13日(金)  
場所

浦河町総合文化会館

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